ルユハヴ?〜なんとかならない人生〜

『なんとかならない人生』なんてない。愚痴と発見と、時々漫画を描いてゆきます。ご一読頂き、ありがとうございます。

【昔話】ぼくが漫画家だった頃の物語①


どうも。
皿でした。あらいでした。

 

 

 

12年前、ぼくは漫画家でした。

 

と言っても、描いていたのは

無償ですし

マチュアですらない、

ネット上での漫画でした。

 

締め切りはない、気楽な筈のものでした。

 

仕事の内定も決まり

就職する前の、ほんの暇つぶしです。

 

でも、

ぼくにとって一生の思い出です。

 

 

憧れを追いかけて

 

ネットの某掲示板に張り付いてた時期のことです。

 

 ひとりの素敵な絵師さんが漫画を描き始めました。

 

彼の漫画は自由で、

絵は上手で可愛くて、

ネタも最高に面白くて。

ぼくはその人の作品を、

掲示板の住人達と

ワイワイ楽しんだのです。

 

それはもう、凄く楽しい時間でした。

 

そんな、彼を筆頭に

某掲示板を当時賑わせていたビッグ4が集まり、ネット上で

エセ少年誌が設立されました。

 

続々と集う、絵師たち。

 

 

ぼくは、

憧れの彼と同じ舞台に立ちたくて

恐る恐る

漫画を描いて挙げてみました。

 

 

すると

1つだけコメントが付きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

『女の描く絵、嫌いです(>_<)』

 

 

 

 

 

 

ショックでした。

 

 

ぼくの雑な絵のどこが女性的だったかは分からないけれど、

否定された事が辛かった。

 

でも、確かにその漫画は

恐ろしくオチがなかったので、仕方なかったのです。

 

 

 

だから、

当然のごとく 他の住人からは、

完全にスルーされました。

 

 

 

でも、ぼくは諦められませんでした。

 

 

ネット漫画デビュー

 

ネタを考えて考えて、

日常を漫画一色に染めました。

どの瞬間も

頭の中ではストーリーが踊ります。

 

マウスを使って、

ペイントで一生懸命漫画を描きました。

命を削す出すように、

じっくりドット絵のように仕上げました。

 

そして、ついに掲示板に投稿。

 

 

すると、今度は

 

 

 

『いいぞ、面白いぞ』

 

『これ好きです』

 

『ヒロイン可愛いじゃん!』

 

信じられない事に、

好意的なコメントが付きました。

 

嬉しかった。

 

ぼくは止まらなくなりました。

 

 

一日中寝ても冷めても漫画の世界に浸って、想像上の主人公やヒロイン達と一緒に暮らしました。

パソコンの前で、

 

ゴシゴシ

ゴシゴシ

 

マウスを使って

世界を削り出したのです。

 

 

 

 

すみませんが、続きます。

 

たわいもない話を聞いてくれて

ありがとうございました。