ルユハヴ?〜なんとかならない人生〜

先輩は煙草を飲みながら僕に言った。 『何とかならない事なんて、いままでにあったか?』 いや先輩!僕今無職になってますけど?!

今更訊くけど。幸せな職業人人生って?

 

幸せな職業人人生ってどんなだと思います?

今更だけど、ふと思った。

 

嘘のようなホワイトに転職

 

ブラック企業を飛び出し、ぼくは今ホワイト企業に勤続している。

 

まだ新入りなので、17時退社だ。

ゆるい立ち仕事が終わったら即職場を出て、

スーパーで買い物をして

カップのアイスクリームを食べながら家に着き、軽く料理をして時計を見たら

 

まだ18時だった。

 

なんだこれは。

平和過ぎる、有りえないくらいに。

 

何がすごいって、

定時退社をしているのが新入りのぼくだけでなく、周り殆どの人もだということだ。

システムが完全に構築され、浸透している。

残業が月に30時間、土日休み。

室内作業28度のクーラー付き(暑い)。

 

天国かよ。

 

 

 

 

前の職場で、80時間をゆうに超える残業をしている時は、

こんな生活が待っているとは思ってもみなかった。

 

 

 

ゴミのような職業人生活

 

5時半に起き、

6時10分に家を出て

1時間半掛けて職業に向かい、

着くなり関わりのないトラブルについて、下請け業者さんから鬼のように文句を言われる。

ゴミクズみたいに段取りを狂わされ

クソのような上司にいいように言われ

嘘みたいなサービス残業・休日出勤に明け暮れて

バカみたいな安い給料で、

泣いちゃうくらいの辛い想いを抱えながら全力で駆け抜けていた。

帰ったら22時、23時。

飯食って酒食らって寝るのみ。

 

しかし、そんなぼくや、頑張る後輩を隠れ蓑に甘い汁だけを吸って、のほほんとほくそ笑んでいる輩がうじゃうじゃいた。

そう、

システムが腐り切っていたのだ。

 

そんな毎日の中で、納得出来る筈なんかなく。

当然、彼女や家族との幸せな未来など、見えるわけがなかった。

 

 

そんな毎日から、どうしても抜け出したくて努力を積んだ先に、仏のような縁が待っていようとは

あの頃のぼくには想像も出来なかったのだった。

 

 

幸せな職業人人生ってなんだ?

 

そんな幸せな縁を運んで来てくれた恩人が、過酷な部署で苦しんでいる。

かつての、『貧乏賃なし不健康地獄』を経験したぼくからしたら、

残業代は全て出るし、土日休みだし、嘘のような好条件で働いていると思う。

 

けれども、彼はそれでも納得出来ないらしい。

 

この勤務条件では、将来家庭を持った時、子供との時間を作ってやれないからだ、と言う。

 

幸せな人生、働き方ってなんだろう。

 

良い会社に就職し、優越感を得ることか。

たくさん給料を得ることか。

少ない残業で、家族と長く過ごすことか。

やり甲斐のある仕事に、全力で打ち込むことか。

 

人の数だけ、落とし所は違うだろう。

 

 

正直、ぼくは分からなくなってしまった。

 

少し前までは、

少ない残業ながらも、そこそこの給料を貰い、家族と楽しく出掛けたり

時間を活用して読書や資格取得をして、企業の中で存在感を広げてゆく事を目標としていた。

 

しかし、出世の先に結果忙殺が待っていて、前の職場のように成長が止まることだけは、有ってはならないと思う。

 

何に重きを置くかで、人生で取るべき選択肢が変わってくるのだ。

ぼくは努力するベクトルを見定める、下調べの段階に今居るのだと思う。

 

恩人は恩人の、幸せな職業人像があるのだ。

ぼくはそれを全力で応援したい。

彼が今回ぼくにしてくれたように。

 

 

ぼく自身は、

自己成長と家族を軸に、

 幸せな職業人像に近づいてゆけたらと思う。

今は観察と情報の取り入れに頑張ろう。