ルユハヴ?〜なんとかならない人生〜

先輩は煙草を飲みながら僕に言った。 『何とかならない事なんて、いままでにあったか?』 いや先輩!僕今無職になってますけど?!

ファンになるということ

今日も飲み会だ、嫌に楽しい。

楽しい会に仕立てやがって。

 

ありがとう、送る側の人よ!

 

 

 

 

しかし、今日は久しぶりにもう少し飲みたい気持ちになった。

だから、昔

飲みたい気持ちになった時に行っていた、BARに寄った。

人見知りのぼくが、

酔っ払って特別さみしい時に行っていたBARだ。

 

 

マスターの前に

先客の女の子2人が座っていた。

ぼくはロングアイランドアイスティーという名のカクテルを頼む。

キツめの原液がカオスにカクテルされる為、ドギツイ酒ではあるが

爽やかで飲みやすく、

そしてBARのマスターの個性を知る指標ともなるお酒だ。

 

ロングアイランドはやはり緊張します』

とマスター は言う。

難しいカクテルなのだ。

しかし、出されたロングアイランドは美味しかった。

 

ぼくは、前の強気のマスターより、

今の弄られキャラのマスターの方が好きだ。

愛着がわく。

 

明らかに年下の女の子に

『お任せでお願いしますぅ』

って言われても、

味の好みや、今日の気分のヒアリングを欠かさない。

しっかり細やかに行う。

優しさが滲んでいる。

 

ぼくは、こんな真っ直ぐな人が

ずる出来ない人が本当に応援したくなる。

 

本当は1杯で帰るつもりが、

マスター特製のジンバックを頼んだりしちゃう。

1キロの生姜を、自分で擦ってお手製でジンジャーエール作ってるらしい。

手間ひま掛けて馬鹿じゃん、

愛着が湧く。

 

少し大げさ気味に、

 

『すごく美味しいです』

と褒めれば、女の子2人も反応する。

 

ここだ。

 

 

ぼくがサクラとなり、店の商品を褒め

彼女たちはそれをまんまと購入する。

店は潤うし、

彼女たちは美味しい商品に有り付ける。

ぼくは女の子と話せてドキっとする。

 

これがウィンウィンだろう。

ぼくは無賃の歯車だけれども

確かに

マスターと

女の子2人と

ぼくが

喜んだ。

 

こういうシンプルな仕組みを、

何故生み出せたか?

 

それはぼくがマスターの事を

人間的に好きになったからである。

ファンになったのだった。

 

 

マスターの優しさがぼくの心を動かし

ぼくに生まれた優しさが、

関わる人たちに

ちょっとしたご褒美を生む人生。

 

 

うん、悪くない。

 

これからも誰かと

 

主に若い女の子と関われたら

少しだけ幸せだなぁ・・・なんて

ダメだ脱線してる。

 

人を応援すると

ちょっとしたご褒美が貰えるかも知れない、という

ファンになった時の話でした。